福住仁嶺、雨中のSUGOで劇的逆転勝利!SC判断が分けた第8戦
全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が8月9日、宮城県スポーツランドSUGOで開催。3年ぶりとなるフルウエットコンディションでの決勝レースは、セーフティカー(SC)導入が勝敗を大きく左右する波乱の展開となった。
レース前半はポールポジションスタートの野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が安定したペースでトップをキープ。ところが中盤にSCが導入されると、状況が一変する。イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)がこのタイミングでピットインし、逆転に成功したかに見えた。しかし、フラガよりも1周長くコースに留まった福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が好機を逃さず、見事に今季2勝目を掴み取った。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 決勝後のミックスゾーンでは、ドライバーたちがそれぞれの胸中を語った。8位でフィニッシュしたサッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM’S)は、レース後「とにかくタフな1日だった」と吐露。雨による視界不良と路面の変化に苦しんだ様子がうかがえる。
一方、SC運用を巡っては議論が噴出。JRP(日本レースプロモーション)は現行ルールとドライバーの心情に乖離があることを認め、課題として認識していると説明した。また、伊沢監督は「僕のミスジャッジです。イゴールに申し訳ない」と自らの判断ミスを認める発言。フラガは「ありえない」と幻の優勝に悔しさを滲ませ、優勝した福住や2位の岩佐もSC運用に困惑したと明かしている。
激しい雨の中で繰り広げられた戦略と判断の応酬。福住の冷静なステイアウトが実を結び、逆にSCのタイミングに泣いたフラガにとっては悔やんでも悔やみきれない一戦となった。次戦以降、この経験がどう生きるか、ファンとしても目が離せない。
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