ストロール、今季最高13位!「初めて中団で戦えた」改良アストンマーティンが示した前進/F1ハンガリーGP
2026年F1第11戦ハンガリーGPで、アストンマーティン・ホンダのランス・ストロールが今シーズン自己最高位となる13位でフィニッシュ。長く沈んでいたチームに、ようやく光が見えてきた。
予選20番手からスタートしたストロールは、安定したペースを武器に着実にポジションを上げた。ハース勢、ウィリアムズ勢に加え、アルピーヌの1台を上回る走りを見せ、アップグレードされたAMR26のレースペース向上を結果で示した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 「今年初めて中団グループで戦えたから、その点は良かったと思う」とストロールはレース後、充実感をにじませた。これまでは後方での孤軍奮闘が続いていただけに、この一言には重みがある。
レース中盤、チームは異なる戦略を採った。チームメイトのフェルナンド・アロンソが第1スティントを36周目まで延ばし1ストップの可能性を探ったのに対し、ストロールは早めにミディアムタイヤへ交換。この判断がライバル勢へのアンダーカット成功につながった。
さらに51周目にバーチャル・セーフティカー(VSC)が導入されると、アロンソが2回目のタイヤ交換のためピットへ。これでストロールが前に出た。レース再開後、新しいタイヤで猛追するアロンソが背後に迫ったが、ストロールは2.24秒差で先着。チームメイト対決を制してチェッカーフラッグを受けた。
今季ここまで最後列に沈む傾向にあったアストンマーティン・ホンダ。今回投入した初の本格的なアップデートパッケージは、ライバルが羨むほどの劇的な改善をもたらした。ストロールも「大きな前進を果たせたと思う」と認める一方、「とにかく前に進み続けるしかない」と現状に満足することなく、次のステップを見据えた。
「この勢いを維持して、さらに前に進み続けるだけだ」
チームはサマーブレイク明けにさらなる車体アップデートと、ホンダ製パワーユニット(PU)の改良を予定。ホンダは7月29日(水)にアップグレード版PUをAMR26に搭載し、初のコース走行を実施する。
ハンガリーGPで示した改善を一過性のものにせず、後半戦でのポイント獲得につなげられるか――。次戦オランダGPは8月21日、ザントフォールト・サーキットで幕を開ける。
なお、決勝レースではランド・ノリス(マクラーレン)が今季初優勝。2位にマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)、3位にシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 今、あなたにオススメ