デ・フリースが東京で戴冠!0.683秒差の激戦制す/フォーミュラE第15戦
7月26日、東京・有明の東京ビッグサイトを舞台に開催されたABB FIAフォーミュラE世界選手権第15戦『東京E-Prix』。雨上がりの市街地コースで繰り広げられた決勝レースは、ニック・デ・フリース(マヒンドラ・レーシング)が頂点に立った。2位には0.683秒差でニック・キャシディ(シトロエン・レーシング)、3位には0.958秒差でジェイク・デニス(アンドレッティ・フォーミュラE)が続き、トップ3はわずか1秒以内の大接戦となった。
デ・フリースは34周のレースを冷静にマネジメント。終盤まで激しいポジション争いを繰り広げながらも、最終的にトップでチェッカーを受けた。マヒンドラ・レーシングにとって今季初優勝であり、デ・フリースのベテランらしい安定感が光る結果となった。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 4位にはオリバー・ローランド(ニッサン・フォーミュラEチーム)が入り、地元日本で存在感を示した。5位はジャン=エリック・ベルニュ(シトロエン・レーシング)、6位はノーマン・ナト(ニッサン・フォーミュラEチーム)と、ニッサン勢が連続入賞を果たしている。
一方、レースを最後まで走り切れなかったドライバーも。ジョエル・エリクソン(エンビジョン・レーシング)とホセ・マリア・マルティ(クプラ・キロ)がDNFに終わり、波乱の一戦となった。特にエリクソンは序盤からペースが上がらず、マシントラブルが原因と見られる。
東京の公道コースは、昨年に引き続き「バンピーでテクニカル」とドライバー間で話題に。今回のレース直前にはゲリラ豪雨が襲い、フリー走行3が雷雨により中止となるハプニングもあった。決勝はドライコンディションで行われたが、路面温度の変化やラインの選択が勝敗を分けた。
フォーミュラEの2025/2026シーズンもいよいよ終盤戦。この東京での勝利が、デ・フリースとマヒンドラにとってシーズン後半の起爆剤となるか。次戦以降も目が離せない。
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