雨中の大逆転!100号車STANLEYがプレリュード初勝利【スーパーGT第4戦】
8月1日から2日にかけて静岡県の富士スピードウェイで行われたスーパーGT第4戦『FUJI GT 300km RACE』は、まさに劇的な一夜となった。スタート直前の降雨がコースコンディションを一変させ、序盤から3台が絡むマルチクラッシュが発生。波乱の幕開けに観客のボルテージは一気に最高潮へと達した。
そんな混沌を制したのは、100号車STANLEY HRC PRELUDE-GTだ。レース中盤から終盤にかけて2度のセーフティカーランが導入される中、山本選手が巧みなポジショニングでトップに浮上。そのまま後続を寄せ付けずチェッカーフラッグを受け、プレリュードにスーパーGT初勝利をもたらした。牧野選手はゴール直後、涙で号泣。チーム全体が歓喜に包まれる瞬間だった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon GT300クラスでもドラマが生まれた。熊本出身の吉田選手が被災地へエールを送るかのようなオーバーテイクを連発し、Green Braveスープラがフェラーリを破って約3年ぶりの勝利を挙げた。地元のファンからは大きな拍手が送られ、ピットウォールも熱気に包まれた。
一方、表彰台を逃したチームには悔しさがにじむ。8号車ARTAは2位に入ったものの、大津選手はリスタートの判断を悔やみ、太田選手は「天は僕たちに味方しなかった」と語るなど、笑顔はなかった。また、12号車TRSバゲットのドライバーや、23号車MOTULの高星明誠選手もそれぞれの視点からクラッシュの状況を振り返り、安全面への課題を浮き彫りにした。
バチバチのトップ争いを制した100号車の山本選手は「昨日の夜からメラメラと湧いていた」と闘志を明かし、牧野選手の涙の背景にはチームへの強い思いがあったという。第4戦を終え、ポイントランキングも激しく変動。シーズンは折り返しを過ぎ、タイトル争いはさらに混沌としてきた。次の戦いからも目が離せない。
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