パヤリが母国フィンランドで大逆転勝利!WRC第10戦を制す
灼熱の夏のフィンランドで繰り広げられたWRC第10戦『ラリー・フィンランド』。最終日、8月2日に行われたSS19とSS20の計2本のステージを経て、TGR-WRT2のサミ・パヤリ/マルコ・サルミネン組がトヨタGRヤリス・ラリー1を駆り、総合優勝に輝いた。母国グラベルでの凱旋勝利に、現地ファンは大熱狂。
パヤリの総合タイムは2時間27分58秒0。2位にはオリバー・ソルベルグが26秒7差、3位にはエルフィン・エバンスが1分19秒5差で続き、トヨタ勢が表彰台を独占。4位にはアドリアン・フルモー(ヒョンデi20 Nラリー1)、5位にはティエリー・ヌービル(同)が入った。そして、日本の勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合6位でフィニッシュ。安定した走りでポイントを獲得した。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 最終日を前に首位を走っていたセバスチャン・オジエがSS17でまさかのリタイア。この波乱が一気に展開を変え、パヤリが大逆転でトップに立った。パヤリは「気がつけば今夜、自分たちがトップに立っていた。あっという間に状況が変わる」とコメント。まさにラリーの神様が微笑んだ瞬間だった。
また、SS19とSS20の合算タイムで争われる『スーパーサンデー』では、オリバー・ソルベルグが27分00秒3で最速。2位エバンスに2秒9差、3位フルモーに15秒5差をつける圧巻の走りを見せた。スーパーサンデーのポイントも手にし、ソルベルグは今後のタイトル争いに弾みをつけた。
一方、勝田貴元は「かなり不運だったが、まだ2日間残っている」と前日コメント。フロントガラスの結露など苦しい場面もあったが、最終日まで粘り強く走り抜き、総合6位で完走。次戦以降のさらなる飛躍が期待される。
WRC第10戦を制したのは、母国ファンの声援を背に受けたパヤリ。トヨタ勢の強さが際立つ一方、ヒョンデ勢もヌービル、フルモーが健闘。今シーズンのWRCはまだまだ目が離せない。
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