スーパーGT富士タイヤテスト、千代勝正/高星明誠のニッサンZが午後トップ!
8月3日、静岡県の富士スピードウェイでスーパーGTのタイヤテストが行われた。2027年からのワンメイクタイヤ導入を目前に控え、GT500クラスはブリヂストン、GT300クラスはダンロップが開発を進める新タイヤを投入。各チームが富士の路面で本気のアタックを繰り広げた。
午前の走行1回目でトップに立ったのは、GT500クラスがTGR-DのトヨタGRスープラ。坪井翔/山下健太/福住仁嶺の布陣が1分29秒296をマークし、わずか0.060秒差でHRCホンダプレリュード-GT(山本尚貴/牧野任祐/太田格之進/大津弘樹)が続いた。3番手にはNMCニッサンZニスモGT500(千代勝正/高星明誠)が1分29秒667で食い込む。3メーカーが激しく競い合う中、ブリヂストンの2027年向けタイヤの性能を確かめる重要なセッションとなった。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー GT300クラス午前のトップは、R&D SPORTのスバルBRZ。井口卓人/山内英輝/奥本隼士が1分37秒652でダンロップタイヤを履き、いきなり存在感を示した。2番手にはHELM MOTORSPORTS GT-R(平木湧也/平木玲次/平峰一貴)がヨコハマタイヤで1分37秒757、3番手にはapr GR86 GT(永井宏明/平良響/織戸学)が同じくヨコハマで1分37秒761と続き、こちらも接戦だ。
午後の走行2回目で流れが変わったのはGT500。NMCのニッサンZが千代勝正/高星明誠のドライブで1分29秒892を叩き出し、トップに躍り出た。2番手TGR-DトヨタGRスープラ(1分30秒443)、3番手HRCホンダプレリュード-GT(1分30秒480)と、午前よりタイムが伸び悩む中、ニッサン勢が安定した速さを見せつけた。
GT300午後は、seven x seven Racingのポルシェ911 GT3R EVOがダンロップタイヤで1分37秒371をマークし、クラストップ。S.ミューラー/藤波清斗/渡会太一のトリオが午前の4番手から一気に首位を奪取した。2番手にはHELM MOTORSPORTS GT-R(1分37秒719)、3番手apr GR86 GT(1分37秒972)と、ヨコハマ勢が追う展開。ダンロップテスト車両の4台が上位に顔を出し、開発の進捗を感じさせる結果となった。
このテストは、2027年シーズンからのオフィシャルタイヤサプライヤーがGT500がブリヂストン、GT300がダンロップに決定したことを受けてのもの。各チームは新しいゴムの特性を富士でじっくりと探りながら、来るべきシーズンに向けたデータを積み重ねた。ファンとしては、来年のマシンがどんなグリップを見せるのか、今から待ちきれない。
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