アキュラ撤退で宙に浮く…バン・デル・ザンデ&ブラウン、2027年シート確保へ厳しい戦い
IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスを舞台に、アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシングのドライバー、レンガー・バン・デル・ザンデとコリン・ブラウンが、2027年シーズンに向けたシート確保に苦戦している。アキュラが2026シーズン限りでGTP活動を終了すると発表したことで、両名は「厳しい」ドライバー市場に直面しているのだ。
アキュラは4月、2026シーズン終了をもってウェザーテック選手権からの撤退を発表。MSRのチームメイトであるこのふたりは、アキュラのGTPプログラムにおいて、まだ2027年の去就が決まっていない最後のフルシーズン・ドライバーとなっている。同じくアキュラのドライバーであるニック・イェロリーとトム・ブロンクビストは、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに新規参入するフォードと契約を結んでおり、移籍先を決めている状況だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon シート探しが難航する背景には、アキュラ撤退によるGTPクラス全体のドライバー枠減少がある。参戦メーカーが減れば、トップカテゴリーで走れる席も当然少なくなる。今季もロード・アメリカで開催されたIMSA第8戦では、ウェイン・テイラーのキャデラックが制するなど、戦いは白熱しているが、来季を見据えた市場は冷え込んでいる。
ホンダ/アキュラは、プログラム停止の理由について、コスト高騰とジョーカー制度が「もはや軍拡競争だ」と強調。開発競争の激化が撤退判断を後押ししたとみられる。しかし、バン・デル・ザンデとブラウンにとっては、まさに「ようやく成果が表れ始めているのに残念」というのが正直なところだろう。
アキュラ哲学がようやく形になりかけていた矢先の撤退発表。ドライバーたちは実力を示しながらも、行き場を失う危機に瀕している。IMSAのグリッドは現在、ポルシェ、キャデラック、アキュラ、BMWの4社体制だが、アキュラが去ることでさらなる台数減が予想される。参戦メーカーからは「4社では理想的ではない」と、より強力なグリッドを望む声も上がっている。
一方で、フォードがWECハイパーカークラスに新規参入する動きもあり、ドライバー市場は流動的だ。イェロリーとブロンクビストは新天地を確保したが、バン・デル・ザンデとブラウンにはまだその知らせがない。実力派ふたりの去就は、今後のIMSAシーズンを占う上でも注目されるところだ。
残りシーズン、彼らがアキュラARX-06で見せる走りに、ファンの視線が注がれる。最後までホンダの哲学を体現するドライビングを見せてほしい。そして、来季のシートが無事に見つかることを願わずにはいられない。
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