18歳・加藤麗奈が歴史的22アンダーで初優勝! 激闘の末に掴んだ金字塔
歴史が動いた。18歳の加藤麗奈が、福岡・ザ・クイーンズヒルGCで行われた「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日、通算22アンダーという驚異的なスコアで初優勝を飾った。これは2008年に原江里菜がマークした21アンダーを18年ぶりに更新する、初優勝選手の最多アンダー記録。まさに金字塔だ。
最終日、加藤は68でラウンド。前日まで18アンダーで迎えたこの日、前半のアウトで5バーディーを奪い、1打差の首位でサンデーバックナインへ。しかし、そこからがドラマだった。この日だけで70選手が2イーグル、119バーディーを奪った爆発的な伸ばし合いのインコースで、加藤はバーディーなしの1ボギー。緊張からか、18番ではカラーからのバーディートライを2メートルもショートさせてしまう。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 迎えたパーパット。入れれば優勝、外せば仲宗根澄香と皆吉愛寿香とのプレーオフ。その瞬間を、加藤はこう振り返る。「ちょっと切れるラインだったんですけど、強めに薄くラインを取って打ちました」。その言葉通り、カップに吸い込まれたパットは、彼女の手にした特別なパターによるものだった。
そのパターこそ、ピンの「PLD ALLY BLUE ONSET」のカスタムモデル。契約外の加藤のために、ピンはわずか1週間で、打感の好みに合わせてフェースをアルミニウムの横溝に変更、長さを1インチ短く、ヘッド重量を10グラム重くするというフルオーダーを実現。加藤は「硬い打感が好き」と話し、5月の「ブリヂストンレディス」から使い始めたという。その効果は絶大で、今大会では平均パット数27.25で堂々の1位。最終日の26パットは全体最少だった。
パター以外の13本は契約するブリヂストン製。ドライバーとフェアウェイウッドには多くの鉛が不規則に貼られているが、これも「振り感的にヘッドが重いのが好き」という加藤のこだわり。自ら調整するその感覚の鋭さが、勝利を引き寄せた。
加藤はルネサンス大阪高校在学中の2024年にプロテストに合格。同期生で学年一つ上の入谷響と荒木優奈が昨年初優勝したことに刺激を受け、「今年は自分が優勝する」と目標を掲げていた。お気に入りの曲はONE OK ROCKの「Party’s Over」。10代での優勝を果たした彼女にとって、華麗なパーティータイムの幕開けだ。
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