アロンソが蘇らせた「戦える実感」――ハンガリーで今季最高予選、アストンホンダ反撃の狼煙
フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)がハンガロリンクで取り戻したのは、単なる予選結果だけではない。2026年F1第11戦ハンガリーGPの予選で、彼は今季初となるQ2進出を達成。チームとしても今季最高の16番手という順位を記録した。
過去5戦連続で最後列に沈んでいたアストンマーティン・ホンダにとって、今季初の大規模アップグレードが明確な前進をもたらした。Q1ではオリバー・ベアマン(ハース)を0.107秒差で退け、Q2ではキャデラック勢とウィリアムズ勢を上回った。さらに、予選15番手のエステバン・オコン(ハース)との差はわずか0.074秒。アロンソは「もう少しやれた」と振り返り、完璧なラップかセットアップがあれば、さらに上位を狙えた可能性を示唆した。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro しかし、アロンソが最も強調したのは「戦える実感」の復活だった。これまではセットアップを変更してもグリッド最後列から抜け出せず、予選アタックラップで感じるアドレナリンさえ失われていたという。「バイザーを閉じてアタックに入る時のあの感覚は、数戦前まではなかった。何をしても最後列だったからね。それを取り戻せたのは良かった」とアロンソは語る。
チームにとって大きな収穫は、シミュレーションと実走データが一致した点にある。アロンソは「新しいマシンを持ち込む時は、期待した成果が出るかが重要。結果が想定どおりで、嫌な驚きがなかったことは大きい」と指摘。開発の方向性が明確になり、次のパッケージや来年に向けた目標も見えているという。
決勝レースについては、ポイント獲得はまだ遠いと認めつつ、Bスペックを初めてレースディスタンスで試す機会と位置づける。「難しいレースになるが、マシンにはポテンシャルがある。6周や7周を超えて走るのは初めてなので、信頼性や挙動を確認する良いテストになる」と意気込む。
次戦オランダGPでは、車体の第2段階改良に加え、ホンダ製パワーユニットのアップグレードも予定。アストンマーティン・ホンダは、このハンガリーでの手応えを足がかりに、さらなる上位進出を狙う。
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