全英女王・桑木志帆が凱旋初戦で激白「今までの緊張とは全然違う」 初日71で60位発進
メジャーの女王が凱旋初戦で、かつて経験したことのない“見えない重圧”と向き合った。AIG全英女子オープンを制し、メルセデスランク1位に立つ桑木志帆(23=大和ハウス工業)が8月14日、NEC軽井沢72初日に出場。4バーディー、3ボギーの71で回り、60位でのスタートとなった。
「最初の方は緊張した。見えないプレッシャー。勝手に感じているだけだけど、初めての経験だった。今までの緊張とは全然違う。体が固まった感じ」
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 練習グリーンから1番へ向かう道中、ギャラリーから「全英優勝おめでとう」の祝福の声が飛んだ。1番ティーでは「AIG全英女子オープンで海外メジャー初優勝を果たした」と紹介される。全米が注目する大舞台を経験してきた男勝りのプレーヤーも、期待と注目が集まる凱旋の空気にはのまれた。
ティーショットはフェアウエーに弾んだ。しかし、絶好の位置からの第2打は距離感が合わず、10メートル以上のバーディーパットはカップに届かない。1・2メートルのパーパットも外した。
「最初のパットは長めだった。それを寄せ切れなくてパーパットも“入りそうにないな”と思いながら打ってしまった。緊張のせいかな」
バーディーが欲しい2番パー5ではアイアンがブレてパー。続く3番では2メートルのパーパットを決め切れずボギー。重苦しい立ち上がりとなった。
それでも8番で3メートルのチャンスをものにすると、12番で1メートル強に付けバーディー。16番、17番は連続バーディーで締めくくり、アンダーパーでホールアウトした。
「悔しいけど、最後の方はやっと自分らしいゴルフができた」
ようやく安堵の表情も見せたが、不調の要因は緊張だけではない。英国から帰国した先週は記者会見、インタビュー、テレビ出演とハードな日々。「体も疲れているんだなというのもあって、だましだましやっていた」と心身の疲労も影響したことを明かした。
それでも内容については「全体的には悪くない。緊張しなければ大丈夫だと思う」と手応えを口にする。上位とは大きく差がついたが、巻き返しへの自信は揺るがない。初日71で滑り出した新女王が、2日目以降に“自分らしいゴルフ”を取り戻す。
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