クアルタラロ&リンス、タイヤ選択が響き苦戦…シルバーストン・スプリントは14位と16位
シルバーストン・サーキットで行われたMotoGP第12戦イギリスGPのスプリントレース。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは、ともに思うような結果を残せず、それぞれ14位、16位でフィニッシュした。
大会2日目も好天に恵まれ、フリー走行2回目は気温22度、路面温度31度のコンディションでスタート。クアルタラロは9番手、リンスは23番手と、この時点で明暗が分かれる。続く予選Q1では気温22度、路面温度34度と路面がさらに熱を帯びる中、クアルタラロを含む大半のライダーが前後ソフトタイヤを選択。しかしリンスは、フロントにミディアム、リアにソフトという異なる組み合わせでコースインした。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon このタイヤ選択が、スプリント本番でのパフォーマンスに直結したようだ。レース後、リンスは「ミディアムを履いていれば」と悔しさをにじませる。ソフトタイヤの摩耗が予想以上に早く、後半ペースを上げられなかったことが順位低迷の原因と見られる。クアルタラロも同様にタイヤの消耗に苦しみ、トップグループから大きく離される展開に。地元ファンの大声援を受けたヤマハ勢にとって、期待を裏切る結果となった。
一方、この日の主役はアプリリア勢。スプリントレースではマルティンが優勝し、アプリリアが1-2-3フィニッシュを達成。さらに日本人ライダーの小椋藍が3位に入り、今季3度目の表彰台獲得という嬉しいニュースも飛び込んできた。小椋は予選でフロントロウを獲得するなど、シルバーストンでの初レースで存在感を示している。
ヤマハ陣営にとっては、タイヤマネジメントの難しさが浮き彫りとなった一戦。クアルタラロとリンスは、翌日の決勝レースに向けてセッティングの見直しが急務となる。特にリンスが示唆した「ミディアム選択」の可能性は、決勝での戦略に大きなヒントを与えるかもしれない。シルバーストンの長いストレートと高速コーナーを攻略するため、ヤマハがどんな修正を施してくるのか。決勝レースでの巻き返しに期待したい。
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